2016.11.29. 10:32
「無原罪独生女誕生」を信仰告白しろと?
- 元老牧会者会による「ひとり子独生女の原理的見解」を読んで -
このような文を書くこともどうかとは思ったが「元老牧会者会」という集団の名前で発表された最近の記事(2016年11月24日、ひとり子独生女の原理的見解)があまりにも見苦しいので、このようにでもしなければ同じ時代を生きる人すべてに責任がかかるようだ。
この団体が10月から相次いで3回も息を切らしながら発表される文ごとに痛烈で、論理が整然としている反駁文をもって笑いものとなり人々の口にされるようになって、今回で4回目の文が非常に急いで結論的に出されたのは明らかである。この一連のメッセージに登場した主題語は「韓鶴子お母様」が主張している「無原罪独生女誕生説」である。今回で4回になる「無原罪独生女誕生説」に関する結論は何なのか。一言で言うとお父様のみ言葉や原理、聖書のどこにでも確実にはっきりとした論理や根拠を見つけることができないので、信仰告白により信じなければならないというものである。
「究極的宗教真理は信仰告白によって可能である」というとんでもない命題を突きつけてのことである。ようするに「韓鶴子お母様が誕生するにあたり母胎にいた時から無原罪独生女である」ということを理致では明らかにできる根拠や説明がないので信じざるを得ないというのである。また、真のお父様と一心一体となられた真のお母様がそのように主張されるのだから、無条件に受け入れ、信じなければならないというのである。奇妙な論理(?)としか言えない。まるで「韓鶴子お母様が母胎からの無原罪独生女」として誕生したことが素晴らしい「究極的宗教真理」問題ででもあるかのようにである。
事態がこのような状況に至り、話をもう少し進めてみよう。私たち世界統一家の食口は、再臨主として降臨された文鮮明先生が新婦として準備された韓鶴子嬢を迎え、聖婚され、人類の真の父母様となられることにより私たちを重生させて原罪を清算してくださるという賜物を受け、創造本然の人間として復帰され、神様の三大祝福を完成させる責任分担を遂行する恩恵深い歩みを歩むことができた。これが私たちの信仰路程であり人生であった。
これまで、真のお父様と真のお母様が私たちのモデルであった。真のお父様が明らかにされた統一原理と様々なみ言葉を通して教えてくださった真理と神霊を通して、何の不足もなく信仰を続けることができた。真のお父様が聖和されたことは大きな痛みであったが、それでもお父様が残してくださった真理と伝統と業績が永遠に私たちの心霊の灯火として照らしてくれる。そうではなければ、世界統一家は既に終焉を迎えていたことだろう。このように、真のお父様が残してくださった真理と伝統と業績のすべては、そのまま千代万代までも守られ、伝承され、発展していと誰もが信じ、願っていた。神様に侍る万世一系の真のお父様を中心とした真の家庭の伝統と血統が、真のお父様の聖和後も何も変わることなく長く伝承されることだろうということが私たちの信仰であり希望であった。私たちのモデルである真の父母様御夫妻が完全でいらっしゃるかぎり、たとえ子女様に様々な問題が起きたとしても、ドキドキしたとしても、それでも希望は生きていた。すべての試練は、真の父母様御夫妻が健在であるので結局は収束されると信じることができたからであった。
ところが突然に真のお父様の原理とみ言葉、さらには聖書のどこにも根拠を見つけることのできない「韓鶴子お母様が母胎にいた時から原罪がなく出生」し「私はひとり子であるお父様から何の教育も受けていない。なぜなら、私は独生女だから」という流雲のような非原理がお母様の唇を通して語られ始めた。これは原理の根本を破壊し、真の父母様御夫妻の一体化を否定する言葉であるとしか言えないだろう。初めてそのような話を聞いた時、自分の耳を疑うほどの衝撃を受けた。
しかしお父様の聖和1周年、2周年、3周年、4周年、行けば行くほどこのようなお母様のみ言葉は繰り返され、さらに深く強調され、ついには、去る10月5日、龍平リゾートでの韓日天一国指導者和合統一特別大会において「皆さんは幸せな人達だ。なぜ幸せなのか。独生女である私に会って-----誰によって真の父母の名前が出てきたのか。独生女です。独生女。これを皆さんは知っておかなければならない-----摂理歴史をこの独生女、お母様によって完成させることができた」云々(この演説文の全文は必ず読んでください)という状況に至った。その時、霊界の大母様と真のお父様がメッセージをくださり、お母様の無原罪独生女誕生説について厳重に叱責されると、36家庭の先輩たちが昼餐会や同懇談会を通してこの問題を深刻に糾弾したというニュースが統一家に広がった。これに慌てた協会は公文を、元老牧会者会は続けてメッセージを発表したものの、むしろ逆効果となり、各界の食口の笑いものとなってしまった。
こうしてみると、もはやこの問題に関し、原理的で理致にかなった説明を通して食口を納得させることができないことを遅ればせながら知ることとなり、事実上、降伏文書を作成することになったのが今回の文である。それにもかかわらず彼らは「究極的宗教真理は信仰告白によって可能である」というとんでもない避難所を開発し、その後ろに逃げながら毒矢を放つ形がまさにこのメッセージの核心である。一体、なぜ、このような平地風波を起こし、統一家をこのように混乱に追い込んで「真の父母様」という神聖な顔に泥を塗り、混乱させたのだろうか。どこの誰にお母様の無原罪独生女誕生説が必要だったのだろうか。そのような内容がなくて、私たちの信仰に何の問題があったのだろうか。
お母様が準備された信仰的家庭で育ち、再臨主であるお父様によって新婦候補として選ばれ、再臨主が主宰される厳格な佳約儀式と「蕩減復帰父母儀式」と「栄光の父母儀式」を通して執礼された聖婚儀式の手順を通して原罪を清算し、独生女となられ、人類の真の母として進む路程を歩んで来られた。このような創造原理的、蕩減復帰原理的な観点と解説のどこが間違っており、私たちの信仰の障害となったというのだろうか。このような内容を支える根拠は原理とみ言葉、聖書の様々なところに散らばっている。それにもかかわらず、なぜ、このような破壊的で分裂的、異端雑説的な新しい教説が必要であり、さらには、今となってはこの教説は理解と説明がつかない内容なので、無条件に信じざるを得ないという信仰告白をすれば統一教食口として認めるという脅迫文が元老牧会者会という名前で発表されたのだろうか。そのメッセージの核心部分を下に引用する(少し長い引用ではあるが最後まで読んでいただきたい)。
2項「究極的宗教真理は信仰告白によって可能である」に至る
「このように、再び来られる主はひとり子として来られ、独生女に会って真の夫婦、真の父母の位置にまで行かなければならない。しかし問題は、真の父母となるための出発であるひとり子と独生女の無援罪はいかにして可能なのか。独生女の無援罪はひとり子を通して成されるのかである。
この問題は自然科学のように客観的事実に基づいて説明することが不可能である。そのため、宗教的問題にはある程度まで説明することができるという制約がともない、その次には心霊にひびく信仰として問題解決が可能なのである。イエスがメシアであることを客観的に説明することができないので、クリスチャン達は信仰告白によって彼を主として信じるのである。私たちも真の父母様を信仰告白的によって信じ、侍り、従っているのである。
私たちがメシアとして信じ、侍り、従う真の父母様は、私たちの信仰の基準として、各自の立場から自己中心的に解釈し判断すれば、結局、混乱と分裂のみをもたらすこととなる。真のお父様の在世時、私たちには理解し難いみ言葉や指示が多かった。
しかし、理解し難い問題はとりあえず保留にし、侍り従う過程において理解できたことが多かった。世の中でも親の言葉が理解できなかったとしても、子であるがゆえに親を不信することなく侍り従うことが子としての道理ではないのか。
今は、地上にいらっしゃる真のお母様が真のお父様と交感される中で私たちの信仰の実体中心となられ、基準となられる。真のお母様が無原罪誕生を語られるならば受け入れ、ある人が語るような、聖婚前の特別な儀式による原罪清算の主張を真のお母様が認められなければ、そのまま従うべきであり、第三者の立場から違う主張をすれば、結局、親不孝の結果のみを招くこととなる」
上記で示した引用文の「ある人が言う」のある人とは、特定された個人の見解や解釈を指すものではなく、このある人こそが、お父様が明らかにされた創造原理と蕩減復帰原理に見るご夫妻の聖婚式に関する解釈であり、お父様のみ言葉から見た見解なのである。したがって、ある特定された方がこのような見解を明らかにすることはその個人の意見ではなく、お父様の解釈を代弁するものである。したがって、お母様がこのような観点を認めないということは、お父様の原理を否定し、誰にも説明できない自分だけのとんでもない教説を作り出し、無条件に信じろという信仰告白を強要する処置しかないという結論になる。
元老牧会者会が発表した今回4回目のメッセージの結論は「韓鶴子お母様が原罪なく誕生した独生女」ということに何の根拠も示すことができないこと認め、むしろ独生女の一般化、グローバル化という言葉で隠しながら、とんでもない結論に統一家の食口を糊塗している。すなわち、私たち皆が特殊なひとり子(真のお父様)独生女(真のお母様)からはじまって祝福家庭全員がひとり子独生女とならなければならないと拡大したのである。もちろん、お父様のみ言葉を引用しながらこのようなことを正当化しようとしている。これは典型的な誤魔化しであり、いい加減な拡大論理による詐欺である。核心問題である「韓鶴子氏が洪順愛女史の母胎から原罪を全て清算して生まれた」という命題を語り、とんでもないことに、違う路地に陥って逃げてしまった格好である。祝福家庭の夫婦は皆、ひとり子(復帰された真の父)独生女(復帰された真の母)とならなければならないということは原理的に説明され理解できる事項である。しかし、上に述べた「無原罪の独生女韓鶴子誕生」は原理とみ言葉、聖書のどこにも根拠のない流雲、とんぼ返り、自家発電論理にすぎない。
惟利是視という言葉がある。義理の有無を問わず、利害関係だけに関心を持っているということである。私たちがお父様のみ言葉を引用したり解釈するに当たり、持つべき姿勢をもって記憶しなければならない言葉である。お父様のみ言葉は実に広大無変であり、深海のようであり、その広さと深さを測定することが容易ではない。したがって創造原理と蕩減復帰原理に精通した理解力を持たず、部分的であったり、断片的で破片的な引用と理解では、その真意を正しく把握することができない。自己中心または自己の偏狭な見方を正当化しようとする人たちにとっては、そのように利用することもできるのである。今日、その位置においてお母様がお父様の聖和後、今まで語られたみ言葉を一つ一つ引用しながら、あえてお父様のみ言葉と原理にどのくらい反しているのかを明らかにする必要はないだろう。様々なところにそのようなみ言葉が限りなく繰り返して記録されていることを否定する人はいないと思う。しかし、その中でも最も甚大な背馳は真さにお母様が母胎から原罪なく生まれた独生女であり、お父様から何の教えや教育も受けたことがないと宣言したことに関しては言及しないわけにはない。
上記に既に簡単に言及したように、お父様の創造原理と蕩減復帰原理で明らかにされた原則にもそうであるように、再臨主の配偶を復帰する真の母の血統に関したお父様の明示的な言及はみ言選集461巻26ページを参照してほしい。「皆さん、お母様は生まれながらプリンセスのように生まれ、お母様のように再臨主の夫人として生まれたと思いますか。言ってみなさい。堕落した血統に生まれました」また、み言選集346巻60ページのみ言葉もぜひ参照してほしい。「神様の長男が生まれたというのです。しかし、ひとり子は生まれましたが独生女がいませんでした。独生女がいますか。サタンが奪っていきました。それを探さなければなりません。アダムの相対を、アダムに似せて創られたものを失ってしまったので、アダムのために創られたものを失ってしまったので、アダムが探さなければならないのです」
このように四方八方から検定して見ても、お母様の無原罪独生女誕生論の足掛かりはなく、お父様の原理とみ言葉によりこの厳然とした事実と真実を明らかにしても残る。さらにお母様を生んだ洪順愛大母様も最近の霊界メッセージを通して「お母様は再臨主、真のお父様の妻であるだけで、原罪なく生まれた独生女は理屈に合わない」という証言も出ている。そのため、お母様の言動がいかにお父様とは反対の位置に進んでいるのかは問うにたりない。したがって、今日統一家の世界的な混乱と家族的分裂と逸脱の責任は、一次的にお母様によるものであることを否定しにくくなった。ここで私たちは、韓鶴子嬢が17歳の時に再臨主、お父様(文鮮明先生)との聖婚式を一ヶ月後に控えたある日、お父様が夢に現れた時を回顧する証を通して韓鶴子嬢がお父様に初めて接したときの思いの一端を読むことができる。この内容は「真のお母様の生涯路程」(統一教会編著、2012.1.23、成和出版社)87ページに記載されている。
「聖婚日の1ヶ月前、お父様が夢に現れ、神様からの特別な啓示がありました。その日が近づいたので準備するようにという啓示が降りました。(中略)私はその時、天の摂理ではなくては、そのような大変なことを判断することができる能力がなかったので、無我になるしかありませんでした。そして、祈らないわけにはいきませんでした。『今まで、私は御心のままに生きてきました。今、神様の御心が何といっても、神様の摂理の目的が何であっても、私は神様の僕としてどのようなことでも命じられるままに従います』と啓示に対する私の思いを伝えたのです」
この証に示されたお母様のお父様の召命に対する初心を見ると、聖婚56年が過ぎた現在のお母様の言動とはあまりにも遠い距離があることを嘆かないわけにはいかない。
また、2010年5月8日(陽6月19日)と15日(陽6月26日)に宣布されたご夫妻が一心一体一和となられた内容も、実はお母様がお父様に絶対服従するという約束を前提としたものであり、その約束を実践する責任分担3%をもってした宣布だったのである。しかしその後、2011年、2012年9月の聖和されるまで、二人の間には筆舌では書き尽くせない数多くの困難があったことを少なからず食口は知っていることだろう。現在、み言選集は、2010年以前まで(615巻)発刊され、その続編はご無沙汰である。お父様のお母様に関する不満と怒り、審判に近いみ言葉がたくさん出ている資料集を発行することができないのである。そのため、お母様の初心をよく知っている36家庭の元老先輩たちが耐えて耐えながら待ったものの、お母様によるこのように過度な逸脱言動がますますさらにひどくなる様子を見ることになると、集団で嘆き、糾弾するしかなかったのだろう。それも霊界のお父様が動機となった集会の席上でだ。
元老牧会者会には70歳以上の元牧会者が集まっていると知られているが、このような妄言を連発しているところを見ると、この集まりは火星や金星から来た人々によって成り立っているではないかと思われる。歳を見ても、皆例外なくお父様の面前で「丹心歌」を何度も歌っては涙したのではないだろうか。ところが、お父様は聖和されて4年が経ち、根拠のない「韓鶴子お母様無原罪独生女誕生億万歳」を「新しい酒、新しい皮袋」と叫びながら、お父様の原理と教え、その伝統は「古い酒、古い皮袋」とする人々である。これ以上のお父様に対する裏切りはない。
今、統一家は「丹心歌」の時代が終わり「何如歌」の時代が来たと嘆くある元老食口の言葉が耳に長い余韻を残す。本当にこのまま進んでもいいのだろうか。こんな無知で無識なメッセージが元老牧会者会という名前で出てくるとは反す言葉もない。「無知には完成がない」というみ言葉を深く考えて見ると、理解できず説明できないので信仰告白しかないと脅迫することは、成約信仰者、天一国主人である私たち祝福家庭を無識者、犬豚ほどの扱いをしてもかまわないということを意味している。本当にそうなのだろうか。
元老牧師会の皆さん!このあたりで、これからは家の中をお父様側とお母様側に分けるような空しくもはかないことをやめて「真なる本然の真の父母の家」として、皆が一つになることをお勧めします。お母様が原罪のない独生女として誕生したという妄想から目を覚まして戻るべき所定の位置がどこなのかを全食口はよく知っています。このような文を書くしかなかった皆さんの良心もよく知っていることだろうと信じています。今、それほどまで、お母様に対し過剰な忠誠、ゴマすりも十分にしたので、安心してお父様のもとに戻ってきてください。明日になれば手遅れです。
統一家が一つになるために雑説のラッパ手の罪を問う
2016年11月27日の夜遅くに
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